「優しい人」を選ぶって、実はすごく難しい。婚活での“本当の優しさ”の見極め方

婚活で理想の条件を聞かれたとき、多くの方が口にするのが
「優しい人がいい」という言葉です。

一見シンプルで分かりやすい条件ですが、実はここに落とし穴があります。
なぜなら、“優しさ”はとても曖昧で、人によって定義も感じ方も違うからです。

例えば、デート中に重い荷物を持ってくれるのも優しさ。
あなたの話を静かに聞いてくれるのも優しさ。
でも、その優しさが「一時的なサービス」なのか、「本心からの配慮」なのかは、すぐには見抜けません。

婚活において、“本当の優しさ”を見極めることは、長く幸せな結婚生活を送るための大切なスキルです。
今回は、大宮結婚相談所イケダマリープレイスが多くの成婚者を見てきた経験から、婚活での優しさの見極め方をお伝えします。

本当の優しさの見極め方

優しさは「行動の一貫性」で見極める

本当の優しさは、出会ったときの第一印象や、一度きりのデートだけでは判断できません。
成婚者の多くは、相手の優しさを**“長期的な一貫性”**で見ています。

例えば、

• 機嫌が良いときだけ優しい
• 自分にメリットがあるときだけ気遣ってくれる
  こうした優しさは“条件付き”の可能性があります。

逆に、本当に優しい人は、疲れているときや不機嫌なときでも、相手への配慮を欠かしません。
「優しさは習慣」と言われるように、場面を選ばない優しさこそ本物です。

「相手が損をしても守ってくれるか」を観察する

婚活中のデートややり取りの中で、相手が自分の時間や労力を犠牲にしてでも配慮してくれる場面があります。
これができる人は、結婚後もあなたを大切にする傾向があります。

例：

• 自分の予定を調整してでも会ってくれる
• 混雑していても座席を譲ってくれる
• 自分が不利になる場面でも、あなたを守る発言をする

このような「損得を超えた優しさ」は、表面的な好意よりもずっと価値が高いです。

“誰にでも”優しい人か、“あなただけに”優しい人か

婚活中、「誰にでも優しい人」と「自分だけに優しい人」のどちらがいいかは悩みどころです。
ただし、注意したいのは、誰にでも優しい＝境界線が曖昧な場合があるという点です。

• 誰にでも優しい人 → 浮気や八方美人に見えることもある
• 自分だけに優しい人 → 閉じた関係になりやすく、視野が狭まる可能性も

理想は、“誰にでも礼儀正しく優しい”けれど、“あなたには特別な配慮をしてくれる”タイプ。
このバランスがある人は、結婚生活でも安心感を与えてくれます。

優しさの裏に「自己犠牲」や「支配欲」がないか確認する

優しさの中には、実は“自己犠牲型”や“支配型”のものがあります。
一見良い人に見えても、次のような傾向がある場合は注意が必要です。

• 自己犠牲型：
  常に自分を犠牲にして相手を優先する。長期的には疲弊し、関係が不安定になりやすい。
• 支配型：
  「君のためにやってるんだ」と恩着せがましく、優しさをコントロールの道具にする。

本当の優しさは、相手を助けながらも、自分の健康や尊厳も大切にするバランスがあります。

他人への態度で“本性”を知る

あなたへの態度が優しくても、店員さんや家族、友人への態度が冷たい人は要注意です。
結婚後、あなたがその「他人側」に回ってしまう可能性があります。

観察ポイント：

• 店員さんや通りすがりの人への対応
• 自分の両親や兄弟への接し方
• 弱い立場の人や子どもへの態度

婚活中は、相手が自分以外の人と接する場面を意識的に観察することが大切です。

話し合いの場での“優しさ”を確認する

交際が進むと、価値観や意見の違いが出てきます。
このとき、相手が「話し合いの姿勢」を持てるかどうかが、本当の優しさの判断材料です。

• 感情的にならず、相手の話を最後まで聞く
• 自分の意見も伝えつつ、歩み寄ろうとする
• 解決を目的に話す

意見が食い違ったときこそ、その人の本質が見えます。

優しさ＋責任感があるかどうか

婚活では「優しいけれど頼りない」タイプに出会うこともあります。
優しさは結婚生活で重要ですが、責任感や行動力が伴わなければ、将来のパートナーとしては不安要素になります。

• 約束を守る
• 困難なときに逃げずに向き合う
• 生活面での計画性がある

優しさと責任感が両立している人は、長く安心できる関係を築きやすいです。

自分が「素でいられるか」を基準にする

最終的に、本当の優しさは「相手の前で安心して素でいられるか」で判断できます。
無理に良い自分を見せなくても受け入れてくれる人は、精神的な支えになってくれます。

婚活中は、ドキドキや刺激よりも、「ほっとできる相手」を選ぶことが、幸せな結婚への近道になる場合があります。

婚活で「優しい人」を選ぶことは、実はとても難しい判断です。
なぜなら、表面的な優しさと本物の優しさを見分けるには、時間と観察が必要だからです。

本当の優しさを見極めるポイント

1. 行動の一貫性がある
2. 損得を超えた配慮ができる
3. 誰にでも礼儀正しく、特別な配慮はあなたに
4. 自己犠牲や支配欲がない
5. 他人への態度が誠実
6. 話し合いができる
7. 優しさ＋責任感がある
8. 自分が素でいられる

大宮結婚相談所イケダマリープレイスでは、こうした“本当の優しさ”を持つ方とのご縁をつなぐお手伝いをしています。
婚活中、「優しい人がいいけれど、見極め方が分からない」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。
経験豊富なカウンセラーが、あなたの価値観や希望に合ったパートナー探しをサポートします。