繊細さんがやりがちな「婚活の落とし穴」3選と対処法

「婚活、頑張っているのにうまくいかない…」
「相手の反応を気にしすぎて、疲れてしまう…」

そんな悩みを抱えている“繊細さん”はいませんか？

実は、婚活がうまくいかない理由の多くは、あなたの「性格」や「魅力」が問題ではなく、
“繊細さんだからこそ陥りやすい心の落とし穴”に気づいていないだけなんです。

今回は、HSP（Highly Sensitive Person）＝繊細さんが婚活中によくやってしまう「3つの落とし穴」と、
それを乗り越えるための具体的な対処法を、結婚相談所の現場経験からわかりやすくお伝えします。

落とし穴その1：相手に合わせすぎて“自分を見失う”

繊細さんは、相手の気持ちや空気を察する力がとても高いタイプ。
だからこそ、婚活中でも「相手がどう思ってるかな？」「嫌われたくないな…」と考えすぎて、
知らず知らずのうちに“自分を押し殺す婚活”をしてしまうことがあります。

たとえば──
・本当は映画デートよりカフェでゆっくり話したいのに、相手の希望に合わせてしまう
・気になることがあっても「言いづらいから」と我慢してしまう
・相手がリードしてくれる人だからと、自分の意見を引っ込める

最初は「優しくて合わせてくれる人」と好印象に映るかもしれません。
ですが、時間が経つにつれ「自分らしくいられない」「相手に疲れる」と感じてしまい、
結果的に関係が続かないケースが多いんです。

対処法：自分の「心の声メモ」をつけてみる

婚活の中で「本当はどうしたい？」「どう感じた？」をその都度メモしてみましょう。
デートの帰り道やお見合いの後など、3行でOKです。

たとえば──
・今日の相手との会話、私はどんな気持ちだった？
・楽しかったこと・違和感を感じたことは？
・また会いたいと思える自分だった？

この“心の声メモ”を続けることで、「本当の自分の軸」が少しずつ見えてきます。
婚活は「相手に選ばれること」よりも「自分を大切にしながら選ぶこと」が成功の鍵なんです。

落とし穴その2：うまくいかないと“自分を責めすぎる”

繊細さんの多くは、真面目で努力家。
だからこそ、うまくいかないと「自分のせいだ」「私には魅力がないんだ」と、
必要以上に自分を責めてしまいがちです。

でも、婚活がうまくいかない理由は“相性”や“タイミング”の要素が大きいんです。
それをすべて「自分の価値」と結びつけてしまうと、心がすぐに疲れてしまいます。

たとえば──
・お見合いで断られるたびに、「もう向いてない」と落ち込む
・うまく話せなかった日を何日も引きずる
・「あの人の方が幸せそう」と比較してしまう

これらは誰にでもあること。でも繊細さんの場合、心が敏感だからこそ感じ方が深く、
ネガティブのループに入りやすいのです。

対処法：「出来たことノート」で自己肯定感を育てよう

自分を責めたくなったときは、ノートを開いて「婚活で今日できたこと」を書き出してみましょう。

たとえば──
・緊張したけどお見合いに行けた
・ちゃんと笑顔で話せた
・断られても次のステップに進もうとした

これらは全部、「行動できた証」です。
婚活は“結果”だけでなく、“過程”も確実にあなたを成長させています。
「うまくいかなかった＝失敗」ではなく、「経験できた＝成長」と視点を変えることで、
心のバランスを取り戻すことができます。

落とし穴その3：相手の気持ちを“想像しすぎて動けなくなる”

繊細さんは、相手のちょっとした言葉や表情から色々と読み取るのが得意です。
でもその力が“想像の暴走”につながることもあります。

たとえば──
・返信が遅いと「もう興味ないのかも」と決めつけてしまう
・相手の言葉の裏を深読みして、不安になる
・「迷惑かも」と思ってLINEを送れなくなる

実際は、相手が忙しかっただけだったり、単に返信が苦手なタイプというだけのことも多いです。
それでも繊細さんは、“相手の気持ちを代わりに考えすぎて”疲れてしまうのです。

対処法：「考える」より「確認する」を習慣にする

相手の気持ちを勝手に想像して不安になる前に、「確認する勇気」を持ちましょう。

たとえば──
「お仕事忙しそうだけど、落ち着いたらまたお話できたら嬉しいです」
「今週どこかでお会いできる日ありますか？」

このように、柔らかく・前向きに伝えれば、相手も安心します。
婚活では、“考えすぎるより一歩行動して確かめる”ことが、
結果的に心の負担を減らす近道になります。

繊細さんは病気ではなく、その人が持つ特徴である。
だからこそ自分の特徴を理解し
扱い方を覚えるだけで婚活もうまくいかせることができるぞ。

繊細さんが婚活でつまずきやすい「3つの落とし穴」をおさらいしましょう。

1. 相手に合わせすぎて自分を見失う
   　→「心の声メモ」で、自分の気持ちを可視化する。
2. うまくいかないと自分を責めすぎる
   　→「出来たことノート」で、小さな成功を積み重ねる。
3. 相手の気持ちを想像しすぎて動けなくなる
   　→「考える」より「確認する」習慣を。

婚活は、自分のペースでいいんです。
焦らなくていいし、完璧でなくても大丈夫。

むしろ繊細さんだからこそ、相手の気持ちを大切にできる優しさや共感力があります。
その力は、結婚した後にこそ、本当の価値を発揮します。

イケダマリープレイスでは、そんな繊細さんが「安心して自分らしく婚活できる環境」を整えています。
一人で悩む時間を減らして、一緒にあなたらしい幸せを見つけに行きませんか？